消費者金融の正しい知識

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グレーゾーン金利について

キャッシングやクレジットカードの話題として
過払い金という言葉を聞いたことのある人は多いかと思います。
グレーゾーン金利とはその原因となっている金利のことです。

現在では貸金業法の改正に伴い、グレーゾーン金利は撤廃されましたが、
ここではグレーゾーン金利とはどういったものだったのか、
簡単に触れておきたいと思います。

利息制限法の上限金利

キャッシングやクレジットカードを利用した場合には、
利用者は利用した金額に利息を加えて返済をしていくことになりますが
その際の金利は利息制限法という法律によってその上限が決められています。
つまり、消費者金融の業者や信販会社は、法律で認められた範囲内であれば
自由に金利を設定していいことになっているのです。

ただし、キャッシングやクレジットカードの利用では業者によって、
過払い金が発生してしまうことがあります。
その原因となっているのがグレーゾーン金利と呼ばれているものです。

グレーゾーン金利とは一方の法律に違反しているにもかかわらず、
もうひとつの法律には違反していないという、
白か黒かはっきりとしない金利のことです。

もう少し具体的に言うのであればグレーゾーン金利とは、
利息制限法と出資法で認められている金利の上限が異なっていることから、
それを抜け道として消費者金融の業者や信販会社が設定していた金利のことを指します。

しかし、利息制限法には抜け道があり、消費者金融の業者や信販会社が
たとえ利息制限法で認められている範囲を超えた金利での貸し出しを
行ったとしても刑事罰が科せられることがないのです。

出資法について

金利について定めた法律としてはもうひとつ出資法というものがあり、
この法律では利息制限法よりも金利の上限が高めになっています。

出資法に違反した場合には刑事罰が科せられることになりますが、
利息制限法で認められている金利の上限を超え、
出資法に違反しないギリギリの範囲での金利を設定することで
消費者金融の業者や信販会社はより多くの利益を得ようと考えたのです。

グレーゾーン金利とは、このような利息制限法以上、
出資法未満のきわめてあやふやな金利のことを指しているのです。

ただし、冒頭でも触れましたとおり、2010年の貸金業法の改正によって、
出資法の上限金利が20%に引き下げられましたので、
現在では、原則としてグレーゾーン金利での貸し付けは行われていません。